アポ無!オペラ座総支配人と蜂蜜で心を通わせたカッコよすぎる日本人

今年2月、愛知県長久手市にて
養蜂家・船橋康貴さんの講演をお聞きしました。

通称ハニーさん。
名古屋市東山動植物園等で美味しいハチミツを作られているお方。養蜂・ワークショップ・・町おこし・「ハチ育」等で活躍されています。

正直、その日はハニーさんの講演を聞くつもりはありませんでした。
芸人さんでもある絵本作家・にしのあきひろさんの講演メインと考えていのですが、お聞きしてみるとハニーさんのお話にココロ動くうごく。。。


これは西野さんの絵本の表紙。さすが芸人さん!こちらもたくさん笑った講演でした

ハニーさん、何がスゴイのかって
とにかくミツバチへの情熱がすごい!

その想いたるや…

アポ無しでひとりパリ・オペラ座に乗り込み(?)
その日に総支配人と会談、後に姉妹提携まで結んでしまうほど。

まともに使えるフランス語は「ボンジュール」のみ。
自ら育てたハチミツと笑顔を武器に、何人かの守衛さんを越えて内部を騒然とさせつつも総支配人の元へ。

ハチミツをコミュニケーションツールに想いを分かち合うと、総支配人自らオペラ座の屋根裏にある養蜂場を案内してくれたというから本物です。30年の養蜂の歴史を持つオペラ座屋根裏に部外者が入ったのは、後にも先にもハニーさん1人だというから普通のことではありません。

現在は、誰もが知る米国トップ企業にアプローチ中。
アメリカ本社前での奮闘ぶりは、まるで映画か漫画のよう。面白おかしく話されるのですが、決死の覚悟がビシバシ伝わり、私は笑いながらも若干涙、、、(この逸話がまた、かっこよすぎて…!)。

「ミツバチの現状を知ってほしい」
「ミツバチも人もイキイキ暮らせる社会に」

ここで少し、私も知らなかったミツバチのことを。。。

はたらき蜂は、女の子。
寿命は1ヶ月。

1日に約3000箇所を飛びまわります。

おいしい蜜を見つけると
八の字ダンスでおしりをフリフリ。
仲間にありかを知らせます。

一匹が一生で集める蜂蜜の量、
ティースプーン1杯。※1

花から花へと飛ぶうちに
ミツバチの身体につく花粉。

この花粉があって、初めて受粉でき
次の代に命をつなげる植物がいます。

ミツバチがいるから種を作れる植物、
ひとが食べる植物の約70%。※2

現在のミツバチ減少率から予想して
ミツバチが地球で生きられる年数、
あと10年。

アインシュタインの言葉、
「ミツバチがいなくなると、人類も動植物も4年で生きられなくなる」。

、、、

ミツバチ一匹の集めるハチミツ量はごく僅かですが、人や植物、動物の命をしかと支えてくれていること。農作物の花が咲いても、ミツバチが足を運んでくれないと受粉でずに実がならない植物もあること…。

ハニーさんの話を聞いているとミツバチへの愛がいっぱいなのを感じました。
シンクタンクの社長や経済産業省産業構造審議会専門委員の肩書を捨て一養蜂家となったの、身体を壊したこともさることながら、知識を伝えるだけでは変わらない!もっと直接的な行動が必要と思い立ってのこと。

安城で行われたTEDxAnjoのスピーチでは、今すぐできる事としてこの4つを挙げていました。

1、自然への感謝
2、生態系を壊す農薬を減らす
3、ミツバチの好きな花や木を植える
4、買い物は人やミツバチに優しい食品・製品・サービスを選ぶ

そうして、今の現状をまずは「知る」こと。

近々、ハニーファームさんのミツバチイベントに行こうと計画中です。人生初の至近距離でミツバチとご対面予定♡

その時のミツバチ体験の話は次の機会にでも。

 

*後日追記
「アメリカの大企業」のお話、講演会ではお聞きしましたが書いて良いものかと思っていたら、ハニーさんとコラボイベントをされた方が書かれていました。
人の本気って、本当にスゴイ。

>>ハニーさんのディズニー本社前での信じられない本当にあった話

※1 ティースプーン半杯という方もいます。
ちなみに女性(人)の身体が一生で出す女性ホルモンもティースプーン1杯ほどなのです。
※2 国連環境計画報告書(2011)での記述「世界の食糧の9割をまかなう100種類の作物のうち、70種以上はミツバチが受粉を媒介している」(!!)
※3
 ハニーさんは、「ハチは無意味に人を刺しませんが、ハチにとって危険な香りである人工的な強い香りをつけていると圧倒的に刺されやすい」とも言われていました。人工的な香りはミツバチにとっては死に直結するものだからですが、山や森へ入る時には要注意です。(人工的な香りって、気づくとあらゆるところに使われているのですが。。。