ホンキ系物理ガードならUVクリーム無しでいける!?…に強力情報

前回の続きです。

(前回の記事)
>>仲良くなりたい紫外線♡まずは相手を知るべし!生命の起源・太陽光線

真冬でも室内でも1年中日焼け止めを塗っていた時もありますが、最近はできれば物理防御だけでいきたいなぁとの考えも出ています。

そんな私にとって、書籍『学んで実践!太陽紫外線と上手につきあう方法』にはなかなか力強い情報を見つけたのでまとめ。(詳しい引用ページ、出版社等は記事最下部に)。

帽子のつばの大きさとUV防御率の関係

下記は太陽高度65%、初夏の快晴日で顔の正面が浴びる紫外線(UV-A、UV-B)の防御効果です。※1

つばの広さ/紫外線防御率 キャップ型 ハット型
なし 0%
3cm 35%
5cm 50%
7cm 60% 65%
10cm 70%
13cm 90%

太陽に対する顔の向きによる紫外線量の違い

続きまして、太陽に対する顔の向きによる顔面が浴びる紫外線量の割合について。

下記は太陽方向からの直達紫外線量UVA、UVBを100%をした時の数値。ただし、こちらは直達紫外線量と書かれていたので、錯乱光は入っていないと思われ。表最後の「反射」というのは、本では顔を下に向けた時のイラストでした。※2

太陽に対する方向/紫外線量 顔面が浴びる紫外線量
直達 100%
頭上 95%
正面 43%
側面 21%
後側 17%
反射 5%未満


日傘でUVAを95%カット

この他、2016年5月に放送された「世界一受けたい授業」では、上記内容の著者である佐々木政子さんが出演、日傘を深めにさした場合の紫外線量が測定されていました。

この日のUVAの量は51.5。
日傘をさした時の顔面部分は2.6。
約95%をブロックできている数字です。

地面からの反射紫外線量(UV-A)は1.9。
この数値は、全体の3%程。

佐々木さんは「気にしなくて良い」レベルとコメントされていました。ただ、UVBの量も同じなのかは気になりますが…。

日光浴だいじ♡

肌のことを考えると紫外線はとにかく避けたいもの!と考えがちですが、「光合成は食物連鎖の起点」とも言われるように、そもそも紫外線含めて太陽光あっての植物・動物の命。

避けすぎても骨が弱くなり、将来の骨折やたるみの原因にもなりかねません。年齢を重ねたら、シミ・シワよりも骨が細く弱くなり全体の印象がたるむ方が老けて見えることもあります。

サプリを使っての経口摂取で事足りるという説もあるようす。
しかし私は、栄養面・精神面・人類の歴史から見ても、適度な日光浴は大切と考えています。日光浴の目安時間も諸説ありますが、上記と同じ本を参考にするなら…

夏:15分程度、日陰なら30分程度
冬:関東なら45分程度、北海道なら2時間程度。


旅行で訪れた北極圏、ラップランドの朝10時。
健康のための日光浴がある日照時間の短い国にとっては、日本くらいの適度な太陽光はきっと羨ましいはず。

そうして紫外線対策が叫ばれるようになった大きな原因が「オゾン層破壊」とするなら、大元原因であるオゾン層破壊をしない自然と共存できる暮らし方をするのが最も根本的な解決策では。(ただしその場合、めちゃ頑張っても百年先とか効果出るの割と遅そうですが…)。

まとめ:所感など

色々書きましたが、私が衝撃的だったのは主にこの3つ。

・太陽光での紫外線割合6%
・13cmハットで90%カット
・日傘だけで、初夏の快晴日にUVA95%カット※3

かつ、もう一つの記事で書いた内容

・1㎠あたり2mgの使用量を守らないと規定のSPF値が出ないことと(※4)
・日焼け止めクリーム使用量と効果の関係は反比例のため、量が半分になったら効果は1/4〜1/5以下

これらを考えると、下手に刺激の強い日焼け止めを薄く塗るよりは、ツバ広帽子や日傘で頑張る的な対策もわりかしアリだと思えてきます。

とりあえず、佐々木政子さんにお会いしたい…!!!
公開講座等があったら是非とも参加したい。今一番お会いしたい方です。(色々お聞きしたい)

1〜3年に一度は、どこかで紫外線の市民講座をされている感じなので、これは行かねば…!!!と思っております。

《参考》
下記が参考文献・参考HPとなります。
このページで紹介したのはほんの一部分。色んな角度から書いてあって面白くてオススメ!布の色・素材とSPFも興味深かったです。

※1 『学んで実践!太陽紫外線と上手につきあう方法』
2015年6月、佐々木 政子 (著), 竹下 秀、国立環境研究所 地球環境研究センター編、丸善出版、P.70
※2  同上、P66
※3  2016,05,7放送、「世界一受けたい授業」内容部分
http:/beautyhealthy.info/beauty/10610
※4「国際SPF試験法」で決められているSPFの出し方
□http://www.cger.nies.go.jp/publications/report/m018/all_M018.pdf
□紫外線環境保健マニュアル2008(環境省)http://www.env.go.jp/chemi/uv/uv_manual.html