らっきょう漬けのお手伝い/蓮始開

蓮始開・はすはじめてひらく。
旧暦、7月12日〜16日位の七十二候、蓮の花が咲く時期との意味です。

繊維が透けて見える透明感のある美しい蓮の花。
その姿を愛でる人も多いですが、開花後の群落は非常にグロテスク。

蜂の巣のような実(み)は不気味な印象。
重すぎて頭の折れたような枯れ群落が湖に映し出される様子は、とても「きれい」とはいい難いものなのです。

枯れ姿の印象の方が強すぎて私は、蓮の花の美しさを手放しで褒め称えられないという…。
(俳句には「枯蓮」なる季語があり、正岡子規も詠んでいるとか)

7月16日、友人のらっきょ漬けのお手伝いをしました。
らっきょ漬け作業をするのは2回目。
前回3キロ、今回2キロ。

泥取りや根と茎のカット、薄皮部分を取る作業等。
私が手伝ったのは一部の工程ですが、それだけでもとてもとても、大変で。

昔ながらの自然な暮らしや食べ物っていいなと思う反面、実際に体験してみると、なかなか「地味で面倒」。この数年で、味噌作りや梅干し漬け作業体験をしましたが、正直な感想は「あぁ、これは添加物や薬品、機械を使いたくなるなぁ」というもの。

◎◎が良くない!
添加物は避けるべき!
手作りが1番!

これら、仕入れた知識だけで言うのと、実際に少しでも体験してみるのとでは意味合いが全然違う。
機械化や科学的な何かを取り入れることで大量生産できているのは確かだし、その恩恵を受けているのも事実。

それらを全否定したら今の生活自体が成り立たくなってしまいますが、それでも、もう少し自然に寄り添える暮らしができたらなぁ。

「現代生活」をしていると、生産過程や工程、食べ物や身の回りのものの原型や成り立ちに無頓着になりがち。

でも、その過程を一部でも体験してみると発見や気づきがたくさん。そして、生産者への「感謝」も自然と湧いてくるものだなぁと、つくづく思ったのであります。。。
(「感謝」って、「しなさい」と言われても、本当の意味では自発的にしかできないなぁと思います。)