ゼロウエイスト、美的アプローチと環境問題以外のメリット

書籍「ゼロ・ウェイスト・ホーム ーごみを出さないシンプルな暮らし」を読みました。

著者は4人家族。
1年に出る家庭ゴミの量、わずか1リットル。

驚くべきゴミの量です。
でも、私が一番素敵だなと思ったのは、著者が美しさを大切にしている方だということ。

ごみゼロ運動、環境問題、資源の節約…。
これらの言葉は、どちらかというと身体が窮とするような、美しさのカケラもなくて我慢や忍耐を連想させるものとして取られがち。

ゼロウエイストはゴミ問題でもありますが、美意識の問題とも大きな関係があると思うのです。
美しい暮らし、キレイな町並み、素敵なライフスタイルという言葉にゴミを連想する人はいないはず。美しさの方向性へ向かうということは、その真逆にありそうなゴミから離れるということでもあり…(長くなりそうなので略。)


「楽しい!キレイ!楽!」
そんな動機は続くし広がる。

ゼロウエイスト、環境問題以外のメリットとアプローチ

ゴミ問題や地球環境を考えてごみゼロ運動をするという捉え方もありますが、私が目指したいのはそれを含めた「美しい暮らし方」。

ゼロウエイストをすることで得られるメリットって、実は環境やゴミ問題に限りません。すべてに効果的かは人によって違いますが、少し考えるだけでもこれだけのメリットが出てきます。

・健康的な生活
・肥満予防
・アレルギーの減少
・時間の節約
・無駄遣いの減少
・生活の質の向上
・インテリアや景観アップ
・嗅覚や味覚の正常化

異論各論あると思いますが、私が思うそれぞれの理由をまとめてみました。

▪健康的な生活・肥満予防

病気や肥満の原因はいくつもあるはずですが、その中の一つとしてよく挙げられるのが「食生活」(すべての病気に対してとは言いません。)。
肥満・病気を扱った多くの本で、良いとされる食生活の基本事項にはこんな事が入っていることが多いです。

・お菓子やジャンクフードを控える
・添加物の少ない手作りの食事を
・質の良い調味料や食材を使う

ゼロウエイストな生活に近づけようと思うほど、上記内容に近づいていきます。
パッケージに包まれたお菓子やジャンクフード、加工品には、多くの添加物が含まれています。ゼロウエイストを目指すことで、食べ物も健康的になるのはとても自然なこと。マイボトルを持参すれば自然とお砂糖たっぷりのペットボトルや缶ジュース・缶コーヒーも減っていくのです。

調味料や食材に関しても。
個人的な体験ベースですが、今の日本でバラ売りや量り売りに近いものを探そうとすると、ファーマーズマーケットや素材にこだわったお店が多くなると感じています。(それらが「すべて土に分解されるか」を考えたらさらにその精度は上がるはず)。

▪アレルギーの減少

アレルギーの原因の一つには「過剰な化学物質」があると言われています。(これも、すべてのアレルギーに対してとはいいません。)
ゼロウエイストな生活をすすめていくと、食べ物のみならず空気中からも過剰な化学物質は減っていく流れとなります。

▪嗅覚や味覚の正常化

これは、私自身がナチュラルな暮らしがしたいと徐々に暮らし方を見直す中で感じたことです。

現代では、トイレットペーパー、柔軟剤、洗剤等、すべて人工的な香りだらけ。これらの人工的な香りを家庭から取り除いていくと、段々と自分でも驚くほど香りに敏感になっていきます。

(私は以前は気付かなかった、道ですれ違う人の洗剤や柔軟剤の香り、薬局の店外にいても強い香りを感じるようになりました。
この自分の中での変化について、感覚の「鋭敏化」というよりは、現代生活で鈍化した感覚器の「正常化」に近い気がしています。)

食に関しても同様。
基本的に、人工的な添加物は自然なものより刺激が強いもの。減らしていくと自然な味で満足できるようになります。
添加物や人工香料、これらは生活の中からゴミを減らすことで自然と減っていきます。

(あと、洗剤系の香料は「臭いものには蓋をしろ」的なモノです。ニオイの元は単純に汚れ。汚れそのものは取れてない状態で上からペンキを塗るような扱い方をしている状態です。本来の問題解決法としては汚れをしっかり落とすこと。そしてそれは、方法や原理さえ知ればナチュラルな洗剤で十分に可能なのです。)

▪時間の節約

大量に出るゴミは、その処理にも維持にも時間がかかります。
分別・ゴミ出し・捨てるかどうか・不要なモノの山から必要なものを探し出す時間・散らかったモノを片付ける時間…。人が一生のうちに探しモノに費やす時間は150日以上だする説もあります。
でも、ゴミ(無駄なもの)が減ったら、これらに関わる時間も減っていきます。

▪生活の質の向上

何を「質の向上」と定義するかによって答えは違いますが、「生活から無駄なものが減る」という点から見たら、個人のライフスタイルは明らかに向上するのではないでしょうか。

「部屋は人を表す」とか、「無駄なモノでいっぱいのごちゃごちゃした部屋は、アタマの中の様子」だとか言う言葉があります。

コレは不要か、これは必要なのか。
モノに対してそのジャッジをするというのは、自分の生活スタイルを明確化していく、ということでもありma

…集中力が切れました、、、。
一度に真剣に長文を書きすぎて疲れてきました…。ので、後は簡単にいきます。

▪無駄遣いの減少

質の良い食やできるだけ色んなものを手作りすること。
それらは最終的にはお金の節約にもなります。
…と、「ゼロウエイストホーム」の著者ベア・ジョンソンさんが書かれていました。笑

説明が適当なのは集中力が切れた事もありますが、私がまだゼロウエイストの道半ばだから。でも、話としてはとても分かるし、そうだと思います。

不要なものを除いていけば、残るのは本当に大切なもの。本質が分かれば、無駄な行為や買い物は減っていきます。

▪インテリアや景観アップ

ゴミや要らないものが減れば = 必要なもの・大切なものだけになれば、キレイな空間になるのは言わずもがな!

以上!!!
長文、ありがとうございました。
(あと、私は過剰過ぎるスキンケアを減らすことで、それだけで、一定数、肌がキレイになる人もいると思ってまーす!あと、行き過ぎた経済至上主義に一般人&民間からのアプローチができる!)

ゼロウエイストって、「ゴミ問題」からのアプローチで「節約×節約」「我慢×我慢」ばかりになると、きっと辛い。

私としては「シンプルで美しい持続可能な暮らし」を求めてたら、ゼロウエイストに重なる部分が多かったのでまとめてみました。
ゼロウエイストホーム、私は好きな暮らし方です。