UV効果高めな天然素材♡優秀すぎるオーガニックコットンなど
2月16日に和暦の新年を迎え
太陽光を暖かく感じる日も増えてきました。
1ヶ月後は春分の日。
夏至と冬至の中間点です。
・夏至:太陽が最も高くのぼる日
・冬至:太陽が最も低くのぼる日
冬至〜夏至は、日照時間とともに紫外線量も増えていく時期。春分の日はちょうどその真ん中の日なのです。
ただ、感覚としては春分の日から一気にグッと紫外線量が増える感。気象庁HPの月別UVインデックスを見ても3月→4月間は紫外線の伸び率高く、そのまま5月も増えていきます。
久しぶりな紫外線ネタです♡
もちろん、テーマはナチュラルな紫外線対策。
顔と首はガードしつつ、でも避けすぎず良い関係を築いていきたいのが太陽光線。
私の紫外線対策の主役は、「布」。
本当の主役は、最高級クリームでもある天然の皮脂と、それを作るための食事や睡眠だけれども…
日傘、ストール、帽子にマスク…。
日傘と帽子は愛用ブランドありですが、今日はそれ以外の「布」アイテムを紹介します。
■あなどれない布の紫外線対策
布のUV防御って、なかなか侮れません。
色や素材によるUV効果の違いもありますが、年中布で覆われているお腹の肌はとってもキレイ。
中でも、私が重要視しているのは「厚さ」。
素材がアレでも、布を重ねて厚さを出せば結構ガードしてくれます。
美容目的で使うのでこだわりたく…
肌に直接触れる部分には、好んでオーガニックコットン系を使っています。
天然素材は、呼吸できてる感じが気持ちいい。
ハイテク系の布を使ったUV対策もありますが、無加工のオーガニックコットンや天然布だってなかなかです。
探せばあるある。
UV対策に使える天然素材…
■益久染織研究所
濃いめの茶色の方です。
手つむぎ自然栽培綿の専門店です。
使われている原料は、農薬・肥料とは100年間も無縁の土地で育った綿。この綿から手紡ぎで糸を作り、布へと織られていきます。
昔ながらの製法で手間ひまかけて作られた益久染織研究所の布は、無加工なのにしっかりめな天然UVカット効果があります。
UV遮薮率 85~95%以上
無加工なので洗濯をしてもUVカット効果は持続。
引用:http://www.mashisa.jp/craft/uv.html
なんでも、UVカットを検査する協会の方も驚かれた数値とか。現代では珍しい糸車を使った手つむぎのため、綿のふわふわ感がつぶれず残るのが理由なようです。
生地だけでなく、ストールや衣服等もあります。オススメは染料も自然なもの。(こだわる時は、トコトンこだわるのが好き)
ちなみに、私は知る人ぞ知るUVアイテム「フェイスonワンピ」を購入して、益久染織研究所のオーガニックコットン素材で裏地もつけて自分用に作り、洗濯物を干す時に使っています。
※フェイスオンワンピ(顔ワンピ)、見た目勇気いる系です。今のところ、洗濯物時にしか使えてませんが、かの美しき君島十和子さんも使われているとか!
、、、。
続きまして、竹!
今は昔、竹取の翁というものありけり。
野山にまじりて竹を取りつつ、よろづのことに使ひけり。
なよ竹のかぐや姫、「竹取物語」の冒頭です。
竹は、日本最古とされる物語にも出てくるほど、日々の暮らしに根付いていた植物。
建材や生活用品、工芸品や食べ物など、古来から根も葉も枝も活用されてきた竹は、縄文時代の遺跡からも出てきたとか。
神社にも使われてきた他、「松竹梅」という言葉も象徴されるように、めでたいもののひとつとして、中国では「歳寒三友」tos…
(…長引きそうなので中略…)
使っているのは、竹布のマスク!
大声では言えませんが、マスクは風邪の時だけでなく諸々サボりたい時に頼れるアイテム♡
■TAKEFU(竹布)
竹布は、肌ざわりサラサラ。
天然の抗菌作用もあるうえ、吸水性・速乾性もバッチリなので、心地よい感じです。
おまけに、無加工で消臭効果も高い。
農薬ナシでもすくすく育ってくれる様は、さすがは美しきかぐや姫の時代からよろづの事に使われているだけあります。
シルクや綿といった天然素材の中でも、竹布は静電気少なめ♡
気になるUV防御率も…
竹繊維のUVカット効果を確認するための紫外線透過率試験を行いました結果、色の濃淡により検査数値が変わりますが、淡い色でも紫外線透過率は20%、黒では3.1%以下でした。
引用:http://www.amadam-jp.com/bamboo.html
薄い色は約80%、黒だと97%位カットということですね!
ま、竹布でなくとも、布というだけである程度の紫外線防御はできるのですが、美容目的なら、製造工程も身体が喜ぶ布を使いたい。
竹布は、オーガニック系特有のアースカラーだけでなく爽やか軽めカラーストールもあってバリエーション豊富。天然染料で軽やかカラーに染めているメーカーさんもあります。
市販のマスクだと荒れる!という方にもオススメです※。
鼻と口=ザ・呼吸器系を覆うマスク、体中を巡る酸素を取り入れる通過点となるマスクは、使うなら天然系!と勝手に決めております…
最近、益久染織研究所のショップが名古屋駅近くの「グローバルゲートささしま」にもショップオープンしていたことを知りました。
うれしいニュースです。
張り切ってストール作りか何かの手織りワークショップに参加したいなと思います。
…紫外線系のネタは、どうもアツくなり長文となってしまいます。
2記事に分ける方が良かっただろうか…。
しかも微妙にまだ続く…
※普通の布は、生産過程で布と同量程の化学薬品が使われています。大量生産&多くの消費者が求める低コスト等を実現するための仕組みとはいえ、アトピーやアレルギー、敏感肌の方だと、布に残る薬品(や市販洗剤)の化学物質に反応する場合も。また、全世界で使われる農薬の多くは、衣料の原料にもなる綿栽培に消費されているとか。
かわゆいミツバチのためにも、素敵な生産者さんを応援したい♡(というかそれは、そっくりそのまま自分のためにもなるし!そうしてそれは、エコならぬエゴ♡)
※日傘やUVストール、マフラー等、表面にUV加工が施されているものは、摩擦等により数年でUVに効果が薄れるものが多いです。最近は、糸にUVクリームにも使われる酸化チタンが練り込まれたものもあり、こちらは長持ちするようですが、私は天然素材でいくことにしたので詳しくは知りません。
あ、この記事で紹介している布も、UV加工の寿命はないですが(そもそも「UV加工」自体がされてないので)、洗濯や摩擦で布そのものが擦り切れたり摩耗したらUV効果は減ります。
人も命も物質も星も、極端な永遠を求めるのは自然ではなさそう。だからこそより、大切になる♡
、、、、やっぱり最後は話がズレる、、、。