月の話と虫除けスプレー。言葉のかくれんぼ
今夜は満月。
旧暦にすると5月15日。
和暦では
月の日にちは月の形。
毎月1日、新月
毎月3日は三日月。
毎月十五日の夜は
大体まんまる満月です。
新しい月はいつも暗闇
新月からのスタートです。
月立つ、ついたち
毎月末は月籠る(こもる)
年の瀬になると
大晦日(おおつごもり)。
、、、。
私の生理は満月にくる。
「月水」とも呼ばれていた月経は、月の便りとなっている。私の理想は新月の生理。きっと身体が充満し切ったら、新月生理になる気もしてる。
(ナゾナゾみたいな言葉あそび。音が似ている言葉同士は、起源や意味が重なりやすい。元を辿ると面白い)。
蚊に悩むのは、満月の頃。
それに気づいたのは昨年。蚊の音で起きる夜は毎日ではなない、期間が空いてる。あぁそういえば先月も、生理とともに蚊がやってきた。
さてはとググってみたならやはり。小さな吸血動物たちの活動、満月の日には500倍にもなるのだそうな。
シマシマの蚊を、画像で見ると、非常にエレガントな佇まい。これはかなり、美人美男な造形美。…ですが好きにはなれません。
産卵前のメスだけが刺す。
目立たない場所なら吸っていいから、音を立てずに去ってほしい。何様目線な上から目線でそう思いつつも、お腹に赤ちゃんのいる蚊を狙ってパチン、パチンとkoro…
。。。
手作りの虫除けスプレーを頂きました。
自然栽培の植物から昔から続く製法で作られたもの。優しい香りで気に入っています。
一見やさしい虫除けスプレー。
だけれど、それを支える生きてた植物、採られて死んで、身体の一部がスプレーになった。死が隔離されたとはよく聞きますが、それは暮らしにいっぱいだ。
だけれど目眩ましは多い。
言葉と仕組みで遊んでいるのは、巧妙すぎるかくれんぼ。言葉の影に、便利さの影に、華やかさのすぐ裏側に、隠れたそれらは私にとって、大切なもの。
「優しい香り」辺りで女子ブログらしく終えようとするも、ついつい哲学するのが好きで、私は時に、籠りがち。
ですが楽しい人との出会いはやっぱり、出歩くことでも始まるのだなぁ。。。