日傘を長く大切にする使い方とナチュラルクリーニング
8月7日の立秋を過ぎ
朝晩響くは虫の声
紫外線もまだまだ強いとはいえ
カラッとした気候と風に感じるは
秋の気配
。。。
先週末8月17日は、旧暦の七夕(7/7)でした。
私の紫外線対策は、ナチュラルなものが中心です。
中でも頼りにしているのは、完全遮光で名高いサンバリアとロサブランの日傘。3本を使い回してほぼ1年中愛用しています。
普通の日傘だと、購入時に表示されているUVカット効果の寿命は2〜3年※。でも、上記2ブランドは布が敗れるまで紫外線を100%カットしてくれるスゴイやつ。
値段はすこし張りますが、その分、置き忘れることもなく大切に使っています(何度か危ないことはありましたが…)。
10年以上、お世話になるつもりでいます。
私はどうやら、お気に入りを大切にする暮らしが、好きなようです。
夏の終わりも近づく今日は、大切な日傘を長くキレイに使うために気をつけていることをすこし。。。
■日傘を畳むとき
できるだけ、手が布表面に触れないようにしています。これは、傘の折れ目ラインが汚れるのを防ぐためです。
数年使うと、畳んだとき山折りの山となる部分にラインがうっすら出てくる汚れは、手の油や手垢も一因。ハンドクリームやヘアケア剤等を使っていれば、尚のこと。
折りたたみ傘だと厳しい所もありますが、傘を束ねる紐部分を上手く使って、丁寧にポチッと止めるよう気をつけています(、、、慌ただしいときも、あります。
■雨の振り払い方
傘を閉じて雨の雫を振り払うとき、傘本体をグルグルと回さないよう気をつけています。
傘は閉じる・開くといった直線的な動きを旨として作られているもの。回転に強い設計ではないので、故障や寿命低下につながることもあるのだそうです。
■そもそも雨の日に使わない
日傘を長く使うための1番のポイントは、何より雨の日には使わないこと。
雨の日には、雨傘が理想。
動きも使い方も、そのモノ本来の在り方を尊重する、ということでしょうか。
…といいつつも、私は完全遮光が魅力的すぎて、よほど大雨でない限りはいつもの日傘を使っています…。
■折り目に出るシミの洗い方
3年以上使っていたサンバリアの水色日傘に出てきた、折れ目に沿ったシミのライン。
仕方のないこと…と諦めていましたが、薄めの重曹水で新品のようにキレイに取れました。重曹水をつけた布で優しく擦り、水で流して陰干しで終了。
重曹には研磨作用があるので、傘本体を痛めないよう、薄めて優しく使うのもポイントです。汚れも、早めに対処するほど簡単に落ちます。
私の場合、日常的にケミカルなケアアイテムを使っていないのも=手垢にそれらが少ないのも、汚れが落ちやすかった理由かもしれません。
夏の終わり、日傘を来シーズンまでしまう前には、日傘ケアをするのに最適な時期。。。
といいつつ、私はこれからの 秋冬も
まだまだ日傘のお世話になるのです。。。
※UVカット剤を表面に施したタイプの日傘は、2〜3年が寿命と言われています。ただ、最近は布地そのものに酸化チタン等の紫外線錯乱剤を練り込んだタイプもあるので、購入時にはその辺りをしっかり確認できると良いかも?
また、UVカット効果が少なくなっても、布地だけでも紫外線はある程度カットできます。UV防止加工が減っていく事を考えると、やはり素材そのものに紫外線防止効果の高い黒や紺等の暗い色のポリエステル素材な方が安心感はありますよね。(…てコレ、何の解説。。。
麻や綿などの天然素材も憧れますが、強い日焼け止めを使わない私としては、日傘にはUVカット効果をひたすら求めるのであります。。。