日々に散らす白魔法
「痛いのイタイの、どんでいけー!」
子どもの頃、痛みが和らぐ気がした少し。
かるく死にたい気分になったとき
何度もきいて助けられた音楽
意外できれいな言葉の組み合わせに
凹んだ自分がすこし、どこかへ行った詩集
どん底気分な時に
キレイに咲く花に気持ちが数ミリ軽くなった
気持ちがスーッと晴れた理由は
気持ちよくなる洗練された空間
。。。
具体的に、何が動く訳ではない。
重たい心がすこしだけ軽くなる。一瞬ほのか、1ミリだけの光がみえた。小さいけれど、真っ暗闇にはとてもとても、大きなことでした。
日々に散らす白魔法。
。。。
壁一面、真っ赤な部屋にいるとき
壁一面、真っ青な部屋にいるとき
それぞれ目隠しをして、身体の心拍数?が何かを図る。すると、明らかに数値の違いが出ました。むかし本で読んだ実験。
青と赤、どちら色の部屋にいるとき心拍数(だったか?)が上がって下がっただろか。その答えは今「なんとなく」と予想した方で合っているのだと思います。
例えば、有名な「ブーバとキキ」の実験然り。
ここにある紙、2つの形が描かれています。
1, まぁるい形
2, トキトキに尖った形
これらの名前は、それぞれ「ブーバ」と「キキ」です。さて、どちらがどちらでしょうか?
実験では、9割位の人の答えは同じになったようです。こちらも同じくその答えは。「こっち?」と思った方が、そうなのかもしれません(例え1割の方だったとしても、それが間違っているというものでもない)。
大人の事情を知るにつれて、ガッカリしながら置いてきたもの。私はたくさんあります。だけれど最近は実は。
子どもの頃に普通に信じていたものが、ホントにあるかもしれないらしい。そんな真面目な研究が、世界にはたくさんあるとかないとか。
痛いのイタイの飛んでいけ
痛みが和らいだのはなぜ。
握ってもらったおにぎりが
今でもとても、美味しい理由は。
目に見えるものだけではない世界。
散りばめたいのは、やさしい白魔法。
学問常識、どんどん変化していく塗り替えもられている。すべては一時的であぁ、祇園精舎の鐘の声、なのかもしれない。
だけれどそんな、最先端かつ古代的なこと。一端でも知ることができるのは楽しいなぁと思います。