解体できる木組みのジャングルジムあそび
実りの秋の 収穫祭
ちいさなお寺のお祭りへ
自然栽培の 採れたて野菜や
手作り味噌が並ぶなか
すこし珍しかったのがコレ
みんなで組み立てた木製ジャングルジム「くむんだー」です。
「創る・登る・解体する」のすべてを、遊びながら体感できる伝統建築のワークショップ。公式サイトの説明によれば…※
「くむんだー」は、国産材で出来た柱や横材を組んで楽しむ木育玩具です。
日本の伝統木造建築のように、柱に空けた穴に、貫(ぬき)と呼ばれる横材を差し込み、クサビを打ち込んで固定していきます。
釘や接着剤等はナシで、何度でも組み立て・解体可能。まさに「組み木」。最初と最後は全く同じ、バラバラの木材になるのです。
午前中:バラバラの木材を組み立て
お昼頃:ジャングルジムが完成
夕方頃:解体完了
創るカタチは様々に、使用後には素材に戻る。風呂敷や着物の帯、折り紙に通じる、折り畳める美学のようなものを感じて面白い。
私は、短時間参加。
1つだけですが木槌で楔(クサビ)をトントン打ち込み、久しぶりにジャングルジムに登って遊びました。
木組みの家は、非常〜に大雑把にいってしまえば、木組みを骨として、あとは天然素材で身をつけていく感じとか。
おぉぉぉ。。。。!
伝統建築、憧れてはいましたが、間近で体感できる喜び、、、。
木の香り優しく、見目うつくしひ…。
実は伝統建築の家に住みたいという密かな願望があり。先日は、築200年の古民家ゲストハウスに宿泊しました。天然素材の空間は、呼吸しているようで気持ちがよかったです。
「五重の塔」の地震への”しなやかさ”は有名ですが、木組みも、ある程度まではしなれるのだとか。
すこし話は変わりまして。
この夏より、防災グッズのプチ研究を、しています。
盲点だったは防毒マスク。
近代建築が壊れるときには、多くの毒(気体)が発生してしまうのです。それらの多くは昔は無かった材料が原因だとか。
食べ物・衣類などの日用品は意識していましたが、考えてみれば確かにそうか。どれも、入れた使ったものが、出てくるそれだけ。
。。。
数百年〜数千年かけ、淘汰されては磨かれてきた伝統。角度を変えて、ひとつ何かを知るたび「伝統」と呼ばれるものの、素晴らしさに気がつきます。
それは何世代にも渡り、日本人がずっと自ら ”人体実験” してきたと言えるものかも。心配性で、自然との暮らし方を考えている私はそこに、安心と感動を見つけるのです。
ガラスを使わぬ障子窓や、モノはすべて押入れにしまう文化は、技術の進歩などはあれど、地震のことも考えて?
昔のタンス素材の桐(キリ)は、日本で最も軽い木材。倒れたときの安全を考えたなら、家具は軽い方がいいな。
さらに桐は、水をたっぷり吸収できる木材。
水害後の桐箪笥、中にいれた着物はなんとか無事だったという話あるとか。水に囲まれた国、ならではの、桐チョイス?
。。。
ジャングルジムに登って遊んだ次の日、見事に筋肉痛。理想を色々いってはみても、仕事メインで運動すくない毎日です。もう少し筋力・体力つけていこう。。。
畑は体力、とてもつきそう。焼けるのと虫が気になる現代人だが、ゆくゆく・少しずつ。。。
・木組みの詳しい様子はこちらのブログに詳しいです(私が行ったのはこのお祭りです)。
http://nature-to-life.house/archives/7069
※引用:くむんだー公式サイトより
https://kumundar-kyokai.net/about/