出汁なしで美味しいお味噌汁の秘密(本題は言葉について
ご飯つくるの面倒
でも
ちゃんと美味しいものしか
もはや食べる気がしない
そんな時には
出汁なしでも美味しい
お味噌汁の出番です
。。。
美味しさの秘密はこの写真にあり♡
私はとても、面倒くさがりです。
料理もいつも、いかに(楽に早く)
美味しく作れるかを考えています。
しかし人工系は基本使わず
そこで思うは素材の大切さ。
素材が良いほど(楽に早く)
美味しくできる。
当たり前すぎる話ですが
これがなかなかに強力。
調味料もお野菜・お肉も。
育て方や生産者さんで
こうも味が違うものかと
体感するたび驚きます。
同じ言葉の「トマト」なのに
作り手ちがえば全く別物。
最近驚いたのは「胡椒(コショウ)」。
同じ名前の胡椒なのに
生産者さんが変われば
驚くほどの豊かな風味。
単語名だけではホントに
表面輪郭だけしか分からないなぁ
。。。
出遅れました、
出汁ナシで美味しいお味噌汁の秘訣はこの2つ。
・手作り味噌
・手作り発酵?酒粕
どちらも、推定100キロ入りそうな巨大樽で醸したものです。大豆も麹もお塩も自然なもので、酒粕はカビ防止のために蓋として使ったものです。
…自然栽培農家さんのイベントにて作りました。
※未だ味噌作りに1人チャレンジしたことはナシ…。
(このときの味噌)
このお味噌と酒粕のタッグの凄み。
たったこれだけで美味しい。
◎鍋でお水を沸騰させる
◎具材を入れて火を通す
◎茶碗に入れて酒粕・茶碗を混ぜたら終了
火を通さなくてもOKな具材ならば、少量ならば5分で完成。
手軽なインスタント食品ともいえるじゃまいかな時間。洗い物も水だけでジャーと一瞬。
なのに、しっかりとした味。
これは手作り味噌&発酵酒粕ならではだなと思います(普通の食材だと、出汁がないとあんまりなので…。味噌ボールを作っておくのも良さそう)。
もう一つ、出汁なしで美味しかったお味噌汁があります。
秘訣は具材の質。
自然な環境で育った栄養価の高い具材だと、出汁なしでも美味しかったです。
自然栽培の生命力たっぷりなお野菜や野草を使ったときのこと。
これらだと野菜から出汁が出るのか、出汁なしでも美味しい味噌汁となったことがあります(そうでないと、やっぱり私は出汁なしだと物足りない)。
「今の野菜の栄養価は、昔の野菜の◎分の1」
こんな言葉を何度か目にしたことがあります。
実際に計測したことはないので分かりませんが、出汁なしで美味しいお味噌汁の理由を考えると、さもありなん。とも思ってしまします。
しかし、まさか。
素材が大切なのが、ここまでだったとは・・・。
特に酒粕がいい味を出しています。
例えがあまり良くないのですが、どこか「チキンラーメンの素」のような味わいもするのです。風味が奥深い。
ただし、あまり量がないのが難点。
この発酵酒粕は味噌の「蓋」として使ったもので、もう少しで無くなってしまいます。
実は私、酒粕の独特な風味が苦手で食べられなかった人なのです。…が、手作りすると愛着が湧くというか、美味しい。
明後日は、らっきょうを漬けの予定。
実はらっきょも数年間までは苦手で、年に1〜2個食べるか食べないかでした。
…ですが、手作りしたのは美味しい。
自分で作ったらっきょうは、とても美味しい。主観バリバリ・身勝手なものですね(^^)
。。。
(実はここからが本題)
それでもやっぱり、食べられないらっきょもあります。苦手ならっきょうは依然あります。
同じ名前なのに、全く味が違う。
言葉は一緒なのに、好き嫌いも変わってしまう。私、そういう食べ物がたくさんあります。
だから何が好きかを伝えたいとき困ります。
好きな色でも音楽でも、好きなものほど、いくつもの修飾語をつけないと、適切に伝わらない。
ふわっと全体像な言葉では、表現できない。
色ならDICやPANTONEの番号で表したり、曲なら「この曲のこの部分!」とまで言わないと勘違いが起きてしまう。
、、、なかなかにワガママなだけ、なのかもしれないのですが…。
今日の記事は珍しく料理の話。
…ですが裏テーマは「言葉」について。
言葉は大切で無いと困りますが、いくつかの言葉だけではほんの表面しか伝わらず。だから言葉を尽くすのかもしれませんが、云云カンヌン。。。