消えてまた消える泡、お湯わかすとき
小さなお鍋に 水を入れて
コンロに 火をつける
次第に ポツリポツリ
泡が出る
ちいさな泡は数を増し
縁からだんだんと内側へ
泡は増えつつ小さく回りつつ
最後は大きな ...
累計のなみだ
涙の種類、そのひとつ
累計の涙
たとえば容量100ならば
100を超えたら流れ出す
涙の素が ゼロなとき
ダメージ30受けても平気
涙はまだまだ流れない
涙の素が累計 ...
「折り合い」から始まり、巡る思考がエンドレス。。。
折り合い・妥協。
大人になるにつれて、増えていた気がします。
。。。
できるだけ、環境負荷のすくない暮らし方。
シャンプー・リンス・歯磨き粉は高校生でやめたし、一般的な化粧品や洗剤もこの5年程で ...
外の世界は自分のなかに
見聞きするもの
手に触るもの
「見えている」と思うもの
どう見えているか
瞳に光が入り
電気信号となって
脳に送られ
初めてものが見える
脳がものを見てい ...
なみなみカップの移動で心の動揺度をテスト
なみなみ注いだ紅茶
台所から部屋まで移動
すぐに溢れる
本気のなみなみ
強い衝撃はなくとも
テーブルから胸あたりまで
動かすだけでも大変だ
いつもは数秒の道
初めて歩いたときのこと
初めて歩いたときのこと
みんな感動してくれた
よちよち歩きでコケるのに
私もきっと 楽しかった
初めて喋ったときのこと
まわりがみんな喜んでくれた
...
見知った道から魔法のワープ。「夢中」は異世界への扉
いつも毎日通る信号、
そこを少し曲がった先。
何度も通った道なのに
今日は何故だかトンネルだった。
近所からちょっと足を伸ばした所。
入り口はいつ、どこだったろう。
驚いてい ...
私はどこに、世界はどこに
世界はどこにある
私はどこにいる
外の世界が瞳に映る
瞳はどこに
私の身体の中にある
私が誰かの瞳に映る
瞳はどこに
誰かの身体の中にある ...
私をブスだと思うとき
私をブスだと思うとき
心は外を向いている
誰かと比べて悲しんでいる
私をデブだと思うとき
心の中は不安でいっぱい
どれだけ食べても まだ足りないよ
何かをイヤだと思うとき ...
よごれたもの
きれいなものは
きたない所に隠すのがいい
誰も見向きも
しなくなるから
大切だからしまっておこう
「汚れたもの」と名付けよう
そしたら誰も分からなくなる
...
怒りのレシピ
ほんのちいさな
悲しみ寂しさ
お鍋に入れたらしっかり蓋して
ポンポン入れたら味わうのは後
その時たべたらいけないよ
大きな怒りを作るには
ぐつぐつぐつぐつ煮込むんだ ...
芸術讃歌
本気で何かを伝えたい。
深く心うごいたとき。
いつも
「言葉ってつたないなぁ」
と思ってしまいます。
たとえば
”心を動かされた” 度を
1 ...
空っぽになるためのアウトプット
はじまりの朝の 静かな窓
ゼロになるからだ 充たされてゆけ
何かをする時。
学ぶとき思うとき会うとき創るとき
いつも、空っぽで在りたいなと思います。
知識や善悪は、時に視界
「悲しみ怒り」の優しい部分。ふきのとうの、季節です。
怒るのは
何かを守りたいから。
悲しいのは
大切さに気づいたから。
怒り悲しみの一面。
弱い自分を守るための
優しいやさしい気持ち。
怖くて ...
音楽は、美しさは、どこにある。
音楽はどこ
どこにある
ひとつの
音だけ
和音だけ
1音だけで
音楽になるのだろうか
音と音のあいだ
音符と音符のあいだ ...